UDCOの2021年度の活動報告をまとめたアニュアルレポート「UDCO REPORT – まちを紡ぐ #005」を発行いたしました
PDFの閲覧&ダウンロードはこちらから
特集テーマは「自然」と「都市」から大宮のこれからを考える!
◯特集 おおみやグリーンアクターネットワーク
◯2021年度のUDCO活動報告
<特集>
「おおみやグリーンアクターネットワーク」と題して、大宮を「都市」だけでなく「ランドスケープ」という広域的な視点によって捉え直し、自然と人の関係について考えるべく、座談会とインタビューを実施しました。自然と人あるいは都市の関係を探る有識者座談会と、大宮のみどりを支える当事者たちへのインタビューを通じて、自然と都市が相互に支え合うネットワークのあり方に迫り、大宮のこれからのビジョンを描く内容となっています。
◯座談会1:自然と社会をつなぐ─見沼と大宮の近過去と近未来
土肥真人|東京工業大学准教授/一般社団法人エコロジカル•デモクラシー財団理事長
猪瀬浩平|明治学院大学教授/見沼田んぼ福祉農園事務局長
藤村龍至 内田奈芳美|UDCO副センター長/ディレクター
◯座談会2:都市戦略/ナラティブとしてのグリーンインフラ
嶋田智里|ニューヨーク市公園局 都市計画•GISスペシャリスト
福岡孝則|東京農業大学准教授/ランドスケープアーキテクト
藤村龍至 内田奈芳美|UDCO副センター長/ディレクター
◯インタビューズ:大宮のみどりを支えるアクターに迫る
1.まちの調和を物語る「氷川のみどり」
新渡戸常英|武蔵一宮氷川神社 権禰宜
2.これからのパブリックアセット•メンテナンス
横地一久 石井亮資|さいたま市建設局 土木部道路環境課
西川裕一|さいたま市都市局 都市計画部 都市公園課
秋谷哲也 井口宏樹|さいたま市都市局 都市計画部 みどり推進課
和田学 林昌之|さいたま市公園緑地協会
3.都市に穴をあけ、緑を浸透させる
押田大助|中央園芸
清水秀一|清水園芸
晝間智嗣|秀花園
伊藤司貴|WOODSMART
(順不同、敬称略)
<活動報告>
「ストリートにおける実践」と「プラットフォームとしての実践」として、改めてUDCOの取り組みを整理しました。「ストリートにおける実践」では、各ストリートを起点とした大宮の新たな街路文化を育むことを目指す、おおみやストリートテラス・ストリートランチ・ストリートプランツなどの公共空間利活用についての実施報告となります。「プラットフォームとしての実践」では、大宮らしいまちづくりプラットフォームを目指し、資金調達や人材育成などの日常化を支える仕組みづくりとして、スクール・グリーンインフラ・ファンドなどについての活動報告をまとめています。
◯at STREET ストリートにおける実践
#1 中央通り|みどりとファニチャーで街路と店舗をつなげる
街路沿道一体利活用による緑化滞在空間の創出|おおみやストリートテラス@中央通り
歩道・沿道店舗の一体利活用によるシェアスタンド|ストリートマネジメントスクール社会実験@中央通り
#2 一番街|沿道店舗とともに新しいコンテンツをつくる
軒先1m の利活用による商店街支援|おおみやストリートテラス@一番街
低未利用時間帯の店先活用によるマルシェ|ストリートマネジメントスクール社会実験@一番街
#3 西通線|若手飲食事業者とともにランチシーンをつくる
公共空間利活用による若手飲食事業者支援|ストリートランチ@キッチンカーテラス、軒先テラス、大宮区役所
#4 銀座通り|アートと食で街なかに賑わいを広げる
高架下空間・壁面の一体利活用によるパブリックアート|ストリートマネジメントスクール社会実験@大栄橋下
|INTERVIEW|ストリートマネジメントスクール社会実験を終えて
◯as PLATFORM プラットフォームとしての実践
#1 まちづくりの現場でストリートマネジメントを伝える
産官学民連携の実践型スクールによる人材育成支援|ストリートマネジメントスクール
#2 グリーンインフラを活かしたまちづくりを考える
公民連携によるグリーンインフラプラットフォーム設立支援|エリアプラットフォーム
#3 資金調達からまちづくりの担い手をサポートする
地域ネットワークとファンドによる新規事業化支援|まちづくりファンド
#4 市民がまちづくりに関わる機会をつくり発信する
計68ページを通して、UDCOによる大宮のストリートを契機としたまちづくりの取り組みや、私たちが目指す大宮のこれからを読み取っていただければ幸いです。ぜひご覧ください!(PDFのほか、UDCOにて配布も順次行ってまいります)
謝辞
改めて、今号を編集発行するにあたり座談会やインタビューにご協力いただいた方々、最後まで編集サポートしてくださった黒岩千尋さん、今号のデザイン刷新に取り組んでくださったneucitoraさん、原稿執筆と編集作業に惜しみなく力を注いだUDCOメンバー、そしてUDCOの取り組みにご支援ご協力いただいている全てのさいたま市の皆さま、心から感謝を伝えたいと思います。2022年度も変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いいたします!