UDCOの1年間の活動を皆様に報告するアニュアルレポート、「UDCO REPORT – まちを紡ぐ」#004を発行致しました!
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#004号は、
◎特集:ストリートデザインまちづくり
◎2020年度のUDCO活動報告
の大きく2部構成となっています。
特集では、歩いて楽しい“ウォーカブル”な都市づくりが全国で取り組まれるなか、「ストリートデザイン」を契機に人と街の関係をつなぎなおす「まちづくり」の実践へどのようにつなげられるか?というテーマについて、座談会と先行事例分析で考えました。
全国各地の先進的都市でストリートデザインまちづくりを実践する飯石藍氏(株式会社nest)、園田聡氏(有限会社ハートビートプラン)、八木弘毅氏(株式会社日建設計シビル)のお三方とUDCOメンバーで行った座談会では、デザイナーやコーディネーターとしてのそれぞれの視点から、議論を深めました。
続いて先行事例分析では、8つの都市におけるストリートデザインまちづくりのプロセスを、時間的・空間的に整理をしました。点(拠点施設)や線(ストリート)の検討・整備と、公共空間の担い手形成が複雑に交わりながら、面(ストリートデザインまちづくり)へと展開される流れに着目します。
続いて 、大宮における「わたしたちのストリートデザインまちづくり」と題して、「大宮駅周辺地域戦略ビジョン」推進に向けたUDCOの展開期のはじめの年となる2020年度の活動を、下記の3つのアクションごとに報告します。
1. 大宮のストリートをデザインする|Design Research Action
2. ストリートからまちづくりへ|Public Action
3. 大宮のまちづくりをつなげる|Platform Action
「大宮のストリートをデザインする」では、おおみやストリートテラスやストリートランチ、ストリートプランツ、ストリートテーブルなどの公共空間利活用について、
「ストリートからまちづくりへ」では、デザインマネジメントに関する調査内容やGCS等の公共事業に実践について、
「大宮のまちづくりをつなげる」では産官学民の連携や情報発信について、それぞれ記載しています。
巻末では、2020年度の活動年表、そして2021年度以降に向けたUDCOのアクションプランを提示し、これまでの活動を振り返るとともに今後の活動方針を示しています。 計64ページにわたるボリュームとなっており、現在の大宮におけるまちづくりの動向や、UDCOの取り組み・目指すものを読み取っていただけるかと思います。
みなさま、ぜひご覧ください!
なお、PDFのほか、UDCOにて冊子の配布も行っております。
コロナ禍によって日々刻々と状況が変わり、多くの人にとって大変厳しい1年だったことと思います。UDCOは皆様のご支援・ご協力のおかげで、無事2020年度を駆け抜けることができました。2021年度も変わらぬご支援をよろしくお願い致します!