大宮の公民連携プロジェクトの一つである「旧大宮図書館施設活用事業」にて、施設を活用する民間事業者の公募が行われています!
旧大宮図書館施設活用事業者公募ページリンク(さいたま市HP)
この事業は、公共施設再編における重要なパイロットプロジェクトであり、大宮の新たな風景を創っていく大きなきっかけとなると思います。
氷川参道の豊かな環境と一体となり、ローカルプレイヤーが参画し、市民に日常的に利用され、地域の小さな経済が回っていく、そんな大宮ならではの居場所となることを期待しています。
ぜひ多くの事業者がご興味を持ち、参画いただければと思います。
今回の公募では、「マスターリーサー」(施設全体を借りる民間事業者)の募集となっています。公募要項の内容やポイントについては、公共R不動産のHPに詳細に掲載されていますのでご興味ある方はご覧ください。
さいたま市の旧大宮図書館でいよいよ公募開始!(公共R不動産HP)
ここから、この公募に至る経緯を簡単に振り返ります。
さいたま市では「大宮駅東口周辺公共施設再編」事業が2016年から立ち上がり、連鎖型の公共施設再編によるまちづくりが進められています。
まず2017年8月に「大宮駅東口周辺公共施設再編/公共施設跡地活用全体方針(原案)」がさいたま市より示されました。
それに対し、UDCOではパブリックミーティングや各分野の専門家インタビュー、小中高生アンケートなどによる市民・専門家との対話を通じて、原案に対する「市民・専門家参加に基づいた提案書」をさいたま市に提出し、原案を成案へと更新していくプロセスを支援してきました。(詳細はUDCO REPORT #001をご覧ください)
その結果、「大宮駅東口周辺公共施設再編/公共施設跡地活用全体方針」が2018年に策定され、旧大宮区役所や大宮小学校が位置する「駅前賑わい拠点」、新大宮区役所や市民会館おおみやが位置する「地域連携拠点」、旧大宮図書館や博物館が位置する「氷川神社周辺エリア」の3つの地区におけるプロジェクトが始まりました。
今回の公募対象である旧大宮図書館は、新大宮区役所に2019年5月に機能移転し、残った施設はさいたま国際芸術祭の会場として2020年5月まで利用されることは決まっていましたが、それ以降の対応については定まっていませんでした。そこで、2018年より立ち上がったさいたま市職員による部署横断のプロジェクトチームを中心に、施設を解体するか、もしくは活用するか、などの検討をUDCOとも協働して進めることとなり、2回のパブリックミーティング(#004,#005)を経て、施設を民間事業者に貸出し活用を進めることに決まりました。
その後、公共施設再編の事務局である大宮駅東口まちづくり事務所が中心となって各所調整が図られ、ようやく今回の公募に至りました。
参加表明は4月10日まで。
どんな提案がなされるか、とても楽しみです!
◯スケジュール
令和2年3月06日(金)まで 【中止】説明会・現地見学会の申込受付
令和2年3月12日(木) 【中止】説明会・現地見学会
令和2年3月19日(木)まで 質問の受付
令和2年4月10日(金)まで 参加表明書類の提出
令和2年5月08日(金)まで 提案書類の提出
令和2年5月上旬 第一次審査
令和2年5月下旬 第二次審査(書類およびプレゼンテーション)
令和2年6月上旬 優先交渉権者の決定